夏の病気、フィラリア

cute cat

「夏の病気」といえば、私たちの感覚でいえば夏風邪のようなものが思い浮かびますが、犬にとっては夏は「犬フィラリア症」の季節です。フィラリアは、夏に特有の「あるもの」が病気の原因になる「寄生虫」を媒介する感染症なのです。それは、蚊。
フィラリアにかかっている犬の血を吸った蚊が、健康な犬の血を吸おうと針を刺すとき、フィラリアの原因になる寄生虫を犬の体内に送り込んでしまうことから、この病気は発生します。その名もミクロフィラリアという名の寄生虫は、犬の血管を巡りながら成長して大きくなり、やがては血管を詰まらせるほどのサイズになってしまいます。犬フィラリア症とは、心臓や肺の血管が詰まることによって犬の健康を著しく害してしまう病気なのです。
ちなみに、蚊といえば私たちも刺されますが、ミクロフィラリアは人間の体内では成長できない寄生虫です。人間にはもともとミクロフィラリアを小さいうちに死滅させることができる抗体があるので、私たちはこの病気に対して備えをする必要はありません。

というわけで、この病気の予防効果を持つカルドメックは「夏の間にのませる薬」となっています。
「カルドメックを買うのはいいが経済的な負担は困る」という人もいるでしょうが、夏の間、具体的には蚊が出る7~9月のみ与えればいいので、それほどお金もかかりません。
カルドメックをのませていれば、ミクロフィラリアがもし体内に入ってきたとしても、成長しないうちに撃退することができます。
また、カルドメックにはミクロフィラリアのほかの寄生虫に対しても撃退効果を持っているので、たとえば胃腸の具合を悪くしてしまう病気も予防、治療をすることが可能です。